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「言葉にできる」は武器になる。 の感想

 内なる言葉を意識することで、思考を深め、人の心に響く言葉を生み出せるようになりましょうと書かれた本です。

内なる言葉を意識する

話が上手な人に憧れて、様々なスキルや秘訣を学んでもすぐには改善されません。

話し方や説明の仕方というのは、頭だけで理解するのではなく体得し使いこなせないと効果を発揮しないからです。

そのためには話し方の前に、話す内容・言葉を自分の中で整理して作り上げられていないといくらスキルを学んでも殆ど意味が無いと述べています。

話す言葉は、考えているときに頭の中で浮かぶ言葉(=内なる言葉)が基になっているためその言葉を意識するところから始めましょう。

 

内なる言葉を書き出し、整理する。

内なる言葉を整理するために、ひたすら紙に考えている内容を書き出しましょう。このとき、思いついた内容・感情・悩んでいることを付箋に書いていくことを勧めています。

自分の頭の中をノートに書き出していくのはモーニングページに通じるところがありますね。

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ある程度書き出しが完了したら付箋をグルーピングします。付箋ごとの関連を整理していき、因果関係の深堀や似たようなことがないかの抜け漏れを行います。

この整理が終わった時、自分の主張が根拠や理由といった形でスムーズにまとめることが出来るでしょう、と述べています。

 

一人で行うブレインストーミングのような感じでしょうか。

自分が何を考えているかなんて、紙に書かなくても分かっていると思っていましたが、そんなことは無い気がしてきました。

 

社会人になってから、ノートに何かを書く習慣が大分減ってしまいましたが考え事や悩みを整理するときに使ってみようと思った本でした。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。